PON's blog

うつと戦う40代無職

無意識に自殺!?他人には理解できない苦悩

「自殺はよくない」

「自殺する勇気があれば何でも出来る」

「自殺する前に相談を」

「誹謗中傷が自殺のきっかけだ」

 

などなど、よく聞く言葉ありますよね。

 

果たして実際に自殺してしまう人はどんな人でしょうか?

またどのような心境なのでしょうか?

 

私の周りでは自殺された方はいませんが、まさかの私自身が自殺を経験しました。

今、ちゃんとブログを書いているので未遂で済みましたが、今後生きていく上で、

「いや、前に自殺未遂をしてしまって…」と話す事はないと思います。

ただ、自殺経験者としていつ起きるか分からない、自殺者の心境を知っておいて損はないと思います。

 

人生長く生きていれば時に「あ~疲れた」「なんで自分だけ?」「死んだら楽になるのかな?」と軽い気持ちで1度ぐらいは考えた事がある方も多いのではないでしょうか?

 

私もその1人ですが自殺を思い描いた事はあっても、実際に行動に出た事はありません。

 

その時は突然来た!!

 

プロフィールを読んで頂けると状況が分かりやすいと思いますが、また別の回で詳しく書きます。

私は経営に関わる役職で勤務しており、会社の中長期的計画や社内改革・社外PRと多忙の最中に、両親2人が同時に介護が必要となり、外から見ても自分自身でも疲弊している状態でした。

たださまざまな問題が少しずつ解決されてきたある日、少しずつ体に異変が出はじめ人間ドックも受診しましたが原因は精神の方にあるのではと、その日から心療内科に通い会社も休職し抗うつ剤を処方され療養となりました。一カ月単位で休むのは高校生の夏休み以来で、もちろん精神的には落ち着いており、その日の夜も普段と変わりなく病院で処方された「睡眠薬」と「抗うつ剤」を飲み、眠くなるまでネットでニュースなどを見ていました。もちろん自殺なんて頭の片隅にもありません。

 

次に目を覚ましたのは病院のベットの上

 

「ん?なんで病院?」「あれ?体が思うように動かない」

そう私は前日、無意識のうちに処方された薬を100錠以上飲み、前に会社で頂いたワインを1瓶飲み干し自殺を図ていたのです。

家族が気づき救急車で運ばれたとの事でしたが、私は何ひとつ記憶にない状態でした。

 

 その後色々と考えてみてもなぜあの時だったのか、なぜ無意識に自殺を図ったのか、今でも分からない部分が大半です。まったくの無意識な事にとにかく驚きました。

 事を知っているのは家族のみでしたが、その家族には心配と迷惑をかけ、また救急搬送して頂いた隊員の方々、医療現場の方々には健康なのに自ら命を粗末にしようとした私は、本当に感謝と謝罪しかありません。

 

考えれば選択肢はたくさんあるのに何故無意識に自殺を

 

①深く考えていないようで、さまざまな苦悩は意外に日々蓄積されている。

 それは他人は元より自分自身も気づけない

 

②悩みの結論は他人の言葉より自分の中で解決している。

 誰かに相談してもやはり自分は自分でその人ではない。

 

③こんな世界で自分ひとり居なくても何も変わらない。

 客観的に事を見直すと「こんな悩み小さいもんだ」のはずが、逆に自分の無力さが大きく感じる。

 

実際に自殺する場合は無意識で行動してしまう時

 電車などの飛込み、飛び降りはほぼ無意識だと思います。

 

私の自殺騒動は2019年秋でしたが、その後コロナ騒動が起き今までの生活が一変いました。失業率と自殺者はかなり相関性があると言います。

 

今後も自殺者が増えてしまわないか本当に心配していますし、自殺のニュースには強く反応しています。

今後も自殺や生活上の悩み、またなぜ会社を解雇されたか、同時多発の介護など、さまざまな話題に触れていきたいと思います。